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事務所ブログ 2011年10月 アーカイブ

昨日(平成23年10月22日)、平成23年度第2回目の消費者問題事例研修会(以下「研修会」)に参加しました。

今回の報告担当者は、小路弁護士と谷口央弁護士で、とても詳細に検討されていて非常に勉強になりました。

 

私は、消費者トラブルに遭わないためのポイントとして、次の3点が重要だと思っています。

 

① すぐにお金を支払わない。

 

※ その請求が架空請求や振り込め詐欺であった場合、お金を取り返すことは非常に困難です。

  なぜなら、取り返すべき相手を探して、名前や住所を特定することが困難だからです。

  お金を支払う前によく相談しましょう。

 

② 消費者トラブルに遭ったと感じたら、すぐに消費生活センター等に相談に行く。

 

※ 「一定」の契約は、クーリング・オフ(交わしてしまった契約の解除)ができます。

  しかし、クーリング・オフは、通常8日以内に行う必要があります(例外あり)。

  相談をためらっていると、クーリング・オフができる期間が過ぎてしまいます。

 

③ 簡単にお金を稼せげるうまい話はない。

 

※ 業者は、高い利益や高配当が得られる等と申し向けて、契約を勧めてきます。

  しかし、本当に高い利益が得られるのであれば、その業者が自ら行っているはずです。

  ですので、うまい話には裏がある、と思って、慎重に判断する必要があります。

本日(平成23年10月3日)、弁護士歴6年目がスタートしました。

 

それでも、法律という大海原を浜辺から少し泳ぎだした、という感じです。

未経験の分野がまだまだ山のようにあります。

 

今後も、勉学を怠ることなく、丁寧に業務を行っていきたいと思います。

丸和商事株式会社(ニコニコクレジット)の再生計画案が、平成23年9月30日、同社のHPに掲載されました。

 

それによると、債権者に対する弁済率は・・・

①1000万円までの部分が1.65%の支払い

②1000万円を超える部分が1.32%の支払い

だそうです。

 

つまり、丸和商事に対して過払金が100万円あっても、その1.65%の弁済なので、1万6500円しか返ってこないことになります。

 

武富士が3.3%の弁済率だったことに比べると、さらに低い弁済率となってます。

 

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