事務所ブログ

HOME » 事務所ブログ » 2013年5月

事務所ブログ 2013年5月 アーカイブ

弁護士には、職務上、不動産を売却しなければならない仕事があります。

 

例えば、破産管財人として破産者の不動産を売却すること、があります。

この場合、不動産を売却できなければ「放棄」をして、職務を終了させることができます。

 

次に、相続財産管理人として被相続人の不動産を売却すること、があります。

この場合、不動産を売却するまで、職務が終了しません。

需要がない不動産が残った場合、とても辛い状況になります。

(国庫への物納は、ほとんど認められないためです。)

 

このような仕事をすると、不動産をできるだけ早く高額で売却することの大変さがよく分かります。

不動産業者の素早いお仕事を見ると、大変感心させられます。

「もちはもち屋」ですね。

以前、弁護士に相談する前に「時系列表」を作成すると良い、と書きました。

 

しかし、過去の出来事を思い出すのはなかなか大変です。

 

特に、ある「出来事」がいつ起きたのか、を思い出すことは大変です。

 

そこでいつ起きたのかを思い出すためのコツを参考までにお示しいたします。

 

① 確実に日時を覚えている出来事をピックアップします。

(例えば、結婚した日、子が生まれた日、自宅を購入した日等)

 

② 思い出したい出来事が、確実に覚えている出来事の前だったか、後だったかを思い出します。

(これを繰り返すと、かなり日時が特定できます。)

 

③ 思い出したい出来事は、春、夏、秋、冬のどれだったか思い出します。

 

④ 春、夏、秋、冬が思い出せない場合、暑い日だったか、寒い日だったかを思い出します。

ページTOPへ